【ネイティブからのアドバイス】リアルな会話で時制の変化に混乱しない
このブログでは、ネイティブ発信の英語を紹介しています。
今回はリアルな会話で混乱しないコツです。
このブログの概要
このブログでは、私が日々見たり、聞いたり、読んだりしている、ネイティブが発信している、
ボッドキャスト、ネットニュース、YouTube
などからピックアップした、
英語学習者にとって、これはためになる!!
というネイティブ発信の情報を紹介しています。
せっかく英語を勉強するなら、ネイティブが使っている英単語、表現、フレーズ、文法を学んで、少しでもネイティブが使う英語に近づきたいですね。
そんなことから、このブログを書き始めました。
- ボッドキャスト
- YouTube
- ネットニュース
なぜ、ポッドキャスト、YouTube、ニュース?
なぜ、ポッドキャスト、YouTube、ニュースなのかというと、
無料で、しかも多くのネイティブ英語に触れられるからです。
最近特に気に入って、見たり、聞いたり、読んだりしているのは、
All Ears English
BBC
CNN
Learn English with EnglishClass101.com
です。
今回は、、リアルな会話で時制変化に混乱しないコツを、All Ears Englishポッドキャストのエピソード、AEE1555 : Connect English Grammar to Reality in English With this Tacticを参考にして紹介していきます。
では、早速、本論に入っていきましょう。
リアルな会話での時制の変化
リアルな会話では、時制がコロコロと頻繁に変わることがあると思います。
例えば、「昨日は何した、今日は何する、明日はどうする」というようなことを話すときや、「過去の自分と今の自分を比較する」ときなど、時制はコロコロ変わると思います。
でもこの時制の変化はリスニングにおいて混乱を生じる原因にもなると思います。
リアルな会話で時制変化に混乱しないコツを、All Ears Englishポッドキャストのエピソード、AEE1555 : Connect English Grammar to Reality in English With this Tacticを参考にして紹介していきます。
どうやってこの問題を避けるか?
時制の変化に混乱しないコツとして、All Ears Englishポッドキャストのエピソード、AEE1555 : Connect English Grammar to Reality in English With this Tacticでは、「コツを2つ」、「練習方法を4つ」紹介していましたのでお示します。
コツ1 何が議論されているか考える
コツの1つ目は「Consider what is being discussed :
何が議論されているか考える」です。
エピソードでの説明を引用してお示します。
Stop and ask yourself is it a story about the past? Is someone going to relate the past to the present? Is someone sharing the future and comparing it to today?
Once you have this idea, you can start to predict in your head what tenses you are going to hear. Taking a moment and gain perspective can help you to see which tense should be used.
引用文の訳 : 引用した、「何が議論されているか考える」というコツの部分を訳すと以下のようになります。
「立ち止まって、自分自身に問いかけてみてください。それは過去についての物語なのか?誰かが過去と現在を結びつけようとしているのだろうか?誰かが未来を語り、それを今日と比較しようとしているのだろうか?
このような考えが浮かんだら、どのような時制が使われるのか、頭の中で予測することができます。少し時間をおいて、視点を変えてみることで、どの時制を使うべきかが見えてきます。」
昨日と今日の天気を比較しているのか、昨日の調子と今日の調子を比較しているのか、など時制に着目して、何について会話されているのか、自分に問いかける、というのがコツですね。
コツ2 時制は変わるものと認識する
コツの2つ目は「Recognize that tenses change :
時制は変わるものと認識する」です。
エピソードでの説明を引用してお示します。
This is beyond what you may learn in textbooks, and so it’s important to recognize. Pay close attention and don’t only listen for just one tense.
Start listening to multiple examples and spotting the changes, so that you can see what may be causing this.
引用文の訳 : 引用した「時制はかわるものと認識する」というコツの部分を訳すと以下のようになります。
「これは教科書で習う以上のことなので、認識することが重要です。1つの時制だけを聞くのではなく、注意深く聞きましょう
多くの例文を聞いて、時制の変化に気づいて、そうすれば時制の変化を何が引き起こしているか理解できるようになります。
時制の変化は当たり前、時制の変化に注意して、何度も聞いて慣れましょう、というのがコツの2つ目ですね。
時制の変化に混乱しないための練習方法
時制の変化に混乱しないための練習方法も紹介されていましたのでお示します。以下のように4つのステップで練習する方法が示されています。
Step1 リスニングしながら動詞を書き留める
1. When listening (one or two times), write down the verbs that you hear, though you must recognize that this will be FAST.
例文を1, 2回聞きながら、聞こえた動詞を書き留める。
そして、下記取った動詞をよく見て、その動詞を使って何が話されていたかを思い出して、使われた理由も書き出す。
Step2
2. Listen again and check yourself, as you want to do a thorough review.
もう一度聞いて、聞き逃しがなかったかどうかよく確認する。省略できるとプロセスと思うかもしれませんが、よくチェックすることで、上手くいくようになるそうです。
Step3
3. Listen once more and really reflect on the purpose of the changes.
もう一度聞き直しますが、今度はなぜ時制が変化したのか、その背景にある目的に着目して聞き直します。そうすることで動詞の時制の変化に敏感になり変化を意識してリスニングできるようになるということです。
Step4
4. Try telling your own story
仕上げは自ら時制変化を取り入れてスピーキングするです。1分間のスピーキングに3回以上の時制変化を取り入れて話すということです。
これは確かにいい方法です。
自分が時制変化をつけられるようになるということは、時制変化を深く理解しているということで、そうすればリスニング時にも時制変化に集中でき、理解できるということです。
ネイティブからアドバイスでしたが、「使いこなせる=リスニングできる」という、よく言われていることではありましたね。
以上、リアルな会話で時制変化に混乱しないための、ネイティブからのアドバイスでした。
ネイティブらしいフレーズ
All Ears EnglishポッドキャストのエピソードAEE1553 : Something to Chew On – How to Make Decisions in Englishで使われていた、ネイティブらしい、これはいいなと思ったフレーズをお示します。
今回は2つお示します。
ひとつ、言いたいのは...
これは結構使う・使える表現だと思います。
One of the things we’ve been told by students is that it is frustrating listening to conversations where people are changing tenses all the time.
引用したフレーズを訳すと以下のようになります。
「生徒に効かれていることのひとつは、人々がいつでも時制を変えるような会話を聞くことはフラストレーションだと。」
この"One of the
things"ではじまるフレーズは、日本語的には「ひとついいですか、ひとつ言いたいのですが」というようなニュアンスで、いろいろ応用できます。
例文をお示します。
-
One of the things we need to do
「やる必要があることのひとつは...」 -
One of the important things we need to remember
「覚えておく必要のあることのひとつは...」 -
One of the essential things we should do
「やるべき根本的なことのひとつは...」 -
One of the phrases which native speaker frequently use in a conversation
and we need to remember is "One of the things".
「ネイティブスピーカーが会話の中で頻繁に使うフレーズで、覚えておきたいのが「One of the things」です。」
以上、"One of the things"でした。
This is something...
「これは何かです、それっていうのは」という意味で使われるフレーズです。
This is something that you personally want to be aware of, and so that’s a main focus for today.
引用したフレーズを訳すと以下のようになります。
「これは個人的にも意識しておきたいところなので、今日のメインのフォーカスポイントになります。」
この"This is
something"ではじまるフレーズは、日本語では無いですね。英語は漠然となんの意味も無いような分から始まることが結構あります。
例文をお示します。
-
This is something that we need to do the end of July.
「これは7月末までにやら必要のあることです。」 -
This is something that we need to discuss.
「これは議論しなければならないことです。」 -
This is something that we need to focus on to be where we want be.
「これは、渡したがありたい姿になるために注力すべきことです。」
以上、"This is something"でした。
お役立ち英単語
All Ears EnglishポッドキャストのエピソードAEE1553 : Something to Chew On – How to Make Decisions in Englishで使われていた、これはいい使えると思った、お役立ち英単語をお示します。
- pay close attention : 細心の注意を払う、よく注意する
- spotting : 見当をつける、見つける
- at hand : すぐ手の届くところに、間近に
- counterintuitive : 直観に反した、直観とは違う
- stay on top of : うまくやる, 掌握する
- all the time : いつでも、四六時中
以上、お役立ち英単語でした。
まとめ
今回は、リアルな会話で時制変化に混乱しないコツを、All Ears Englishポッドキャストのエピソード、AEE1555 : Connect English Grammar to Reality in English With this Tacticを参考にして紹介していきます。
やっぱり練習・練習・練習が必要ということですね。英語学習には、ホント近道はないですね。でも頑張っていきましょう。近道はないけどちょっとしたコツはあります。
少しでも皆さんのお役に立てればうれしく思います。
おまけ 私が参考にしている文法書
最後に、私が参考にしている文法書を紹介します。和書と洋書を1冊ずつ手元に置いておくことをお勧めします。
-
大西泰斗, ポール・マクベイ : 総合英語 FACTBOOK これからの英文法,
桐原書店
- 大西泰斗, ポール・マクベイ : 一億人の英文法, 東進ブックス
- Raymond Murphy : English Grammar in Use Book with Answers: A Self-study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English, Cambridge University Press
以上、私が参考にしている文法書でした。