【ネイティブからのアドバイス】ネイティブも悩む "if"と"whether"の使い分け

IfとWhetherの微妙な使い分け, ネイティブ英語, All Ears English

このブログでは、ネイティブから学んだ英語を紹介しています。

今回は、"if"と"whether"の使い分け、についてです。

このブログの概要

このブログでは、私が日々見たり、聞いたり、読んだりしている、ネイティブが発信している、
ボッドキャスト、ネットニュース、YouTube
などからピックアップした、
英語学習者にとって、これはためになる!!
というネイティブ発信の情報を紹介しています。

せっかく英語を勉強するなら、ネイティブが使っている英単語、表現、フレーズ、文法を学んで、少しでもネイティブが使う英語に近づきたいですね。
そんなことから、このブログを書き始めました。

私が参考にしているネイティブ英語情報
  • ボッドキャスト
  • YouTube
  • ネットニュース

なぜ、ポッドキャスト、YouTube、ネットニュース?

なぜ、ポッドキャスト、YouTube、ネットニュースなのかというと、
無料で、しかも多くのネイティブ英語に触れられるからです。
最近特に気に入って、見たり、聞いたり、読んだりしているのは、
All Ears English
BBC
CNN
Learn English with EnglishClass101.com
です。

では、早速、本論に入っていきましょう。

to a tee, spot on, on the nose, ネイティブ英語, All Ears English

"if"と"whether"の使い分け

今回は、"if"と"whether"の使い分けについて、ネイティブから学んでいきましょう。

結論からいうと、
"if"は、多くの選択肢があるとき、または、条件を提示するときに使います。

"whether"は、2つ選択肢があり、どちらを選びますか?というように、2つのオプションを提示するときに使います。
なので、よく使われるのは、"whether or not"という形になるわけです。

"if"と"whether"の使い分け
  • if : 多くの選択肢があるとき、または、条件を提示するとき
  • whether : つ選択肢があり、どちらを選びますか?というように、2つのオプションを提示するとき

また、こういうような理解でもいいかもしれません。

"if"は、「相手に選択権がある」。
Let me know if you want to have further questions.のように、ひつような質問できますよ~、ということで、質問するもしないも、相手が選択することということです。

"Whether"は、「相手に選択権はあるものの、選択肢はこっちサイドにある」、別の言い方では、自由選択ではなく「好き嫌いにかかわらず、どっちか選べ」的な感じでしょうか。

極端な理解かもしれませんが、こういう理解もありかと思います。

インターネット上のネイティブ情報から、"if"と"whether"の使い方を詳しく見ていきましょう。

IfとWhetherの微妙な使い分け, ネイティブ英語, All Ears English

Learn English with EnglishClass101.comで確認 "if"と"whether"の使い分け

まず、Learn English with EnglishClass101.comのYouTubeチャンネルでの"if"と"whether"の使い分け、を見ていきましょう。Alicia先生が解説しています。

Alicia先生いわく、以下のような使い分けだそうです。

  • if : use when making a conditional
  • whether : use when there are 2 options in the situation

Alicia先生が提示した例文もお示します。
まず"if"です。

"if"の例文

  • Let me know if you need anything.
    「何かあればお知らせください。」
  • I exercise twice a week if I have time
    「時間があれば、週に2回ほど運動します。」
  • Is it OK if I sit here
    「ここ座ってもいいですか?」

次に、"whether"です。

"whether"の例文

  • Do you know whether they are arribing in the afternoon or the evening
    「知ってる? 彼ら午後に着くか、夜に着くか」
  • She asked whether or not she could invite a friend to dinner.
    「夕食に友達を呼んでいいかどうか尋ねた。」
  • They talked about whether to hire newstaff or not
    「彼らは、新しいスタッフを雇うか、雇わないか話し合っていた。」

Learn English with EnglishClass101.comで"if"と"whether"の使い分けを解説しているYouTube動画がありますので、お時間ありましたらご覧いただければ幸いです。

以上、Learn English with EnglishClass101.comでの"if"と"whether"の使い分けでした。

IfとWhetherの微妙な使い分け, ネイティブ英語, All Ears English

All Ears Englishで確認 "if"と"whether"の使い分け

All Ears English PODCASTのエピソード1547で"if"と"whether"の使い方を紹介していました。

All Ears English PODCAST エピソード1547を聞いて、PODCASTの概要をホームページで読んで、"if"と"whether"の使い分けを確認しましたのでお示します。

エピソードでは"if"と"Whether"の使い分けを以下のように解説していましたので、お示します。

  • If: This is used for conditionals, just as our listener said above.
    「If : これは、リスナーが言ったように、条件付きで使われます。」
  • Whether: This can be used when there is more than one possibility.
    「これは、複数の可能性がある場合に使用できます。」

Learn English with EnglishClass101.comで説明していた、"if"と"whether"の使い分け、とほぼ同じですね。

"if"と"whether"のニュアンスの違いを示すおもしろい例文がありましたので、以下にお示します。

  • if : My boss has asked me today if I can work on Friday.
    「ボスが金曜日に働けるかどうか、聞いてくるんだ。」
  • Whether : My boss has asked me today whether I can work on Friday.
    「ボスが金曜日に働けるかどうか、聞いてくるんだ。」

"if"の方は、働ける状況かな、どうかな、と聞いているような印象です。"whether"の方は、働くのか、それとも働かないのか、というようなちょっと命令的にも聞こえます。

使い分けは、いろいろな例文に触れて、慣れていくのが一番かと思います。

All Ears English PODCASTのエピソード1547では、"if"、"whether"の使い分けとしてGrammer Girlのサイトも紹介していましたので、ここにリンクを貼っておきます。

"if"と"whether"の語源

"if"と"whether"の語源を調べたのでお示します。

"if"の語源

ifは、古英語の"gif"から生まれたそうです。
古英語の"gif"は、ゲルマン祖語の"*ja-ba"に由来するそうです。
ゲルマン祖語の"*ja-ba"の語源は不明だそうですが、おそらく印欧祖語の代名詞語幹(pronominal stem)の"*i-"に由来するのではないかということです。

ちなみに古英語の"g"は現代英語の"y"に近い発音だそうです。

ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY : if

"whether"の語源

whetherは、古英語の"hwæðer", "hweðer"(二つのうちどちらか、という意味)から生まれたそうです。
古英語の"hwæðer", "hweðer"は、ゲルマン祖語の"*gihwatharaz"に由来するそうです。
ゲルマン祖語の"*gihwatharaz"は、疑問詞のベース(interrogative base)"*khwa-"(whoという意味)+比較級の接尾辞(comparative suffix)"*-theraz"として生まれたそうです。

ちなみにwhether or notというフレーズは、1650年代から使われているそうです。

ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY : whether

"if"と"whether"は意味は似てますが、語源は違うのですね。
以上、"if"と"whether"の語源でした。

IfとWhetherの微妙な使い分け, ネイティブ英語, All Ears English

サイトで見つけた、ネイティブが使う英単語・フレーズ

今回、情報を得たサイトで見つけた、ネイティブが使うフレーズや英単語がありましたので、合わせお示します。

nail something down

まずは"nail something down"です。
"nail something down"の意味は「何かを明確に理解する」です。

例文をお示します。
you may just need more practice to nail down the concept.
「練習して概念を府に落とす必要があるかもしれません」

get the hang of

次に"get the hang of"です。
"get the hang of"の意味は、「コツをつかむ」です。

例文をお示します。
I'm getting the hang of it.
「コツをつかんできた」

breaking this down to make it easier

最後に"breaking this down to make it easier"です。
"breaking this down to make it easier"は「理解しやすいように細かく見ていきましょう」という意味です。

以上、サイトで見つけた、ネイティブが使う英単語・フレーズ、でした。

まとめ

皆さん、最後まで記事を読んで頂きありがとうございました。

今回は、"if"と"whether"の使い分けを紹介しました。実際の会話の場面などでは、そこまで厳密に気にしなくていいと思います。All Ears English PODCASTのエピソード1547でも、「気にしなくていい」、「ネイティブでも間違う」、と言っています。でも知っておいた方がいいですよね。

おまけ 私が参考にしている文法書

最後に、私が参考にしている文法書を紹介します。和書と洋書を1冊ずつ手元に置いておくことをお勧めします。

以上、私が参考にしている文法書でした。

Next Post Previous Post