【英語学習】英単語の覚え方のコツ スペルが似ている英単語をまとめて覚える

スペルが似ている英単語, 英単語の覚え方のコツ

英単語の覚え方のコツの1つとして、私が実践してきた英単語の覚え方のコツ
「スペルが似ている英単語をまとめて覚える」
について紹介したいと思います。

さっそく、スペルが似ている英単語をまとめて覚えるコツを紹介していきます。

概要 : スペルが似ている英単語をまとめて覚える

まずは、アウトラインを掴んでもらうために、概要をお示します。

スペルが似ている英単語

スペルが似ている英単語というのは、
stationery : 文房具
stationary : 動かない

に代表されるような英単語です。

スペルが似ている英単語は、こちらの
スペルが似ている英単語まとめリスト
にお示ししていますように、たくさんあります。

後ほど、詳しくお示しますが、
私は日々出会うスペルが似ている英単語をメモしてリスト化しています。インターネットや私がやり込んでいる英単語帳、ALL IN ONE, 英単語ピーナツシリーズ, アルク 究極の英単語、などで出会ってピックアップしてリスト化しています。

スペルが似ている英単語, 英単語の覚え方のコツ

なぜスペルが似ている英単語をまとめて覚えるのか?

スペルが似ている英単語をまとめて覚えるようになったのは、それが効率的だと気付いたからです。

ボギャビルをしていて知っている英単語が増えてくると、スペルが似ている英単語に出くわす機会がふえて、暗記に苦労することが、ありました。

そんなとき、スペルを比べながら、どっちがどっちか、はっきり分かったうえで暗記すれば簡単に暗記できるということに気づいたんです。

しかも、二つ以上の英単語のスペルを見比べているから、同時に英単語を2つ以上暗記できるということです。

以下は、スペルが似ている英単語の例です。

スペルが似ている英単語, 英単語暗記のコツ

スペルが似ている英単語をまとめて覚えるというコツが、私が英語の語彙力12,000語を超えることができた理由の1つです。

ボキャビルには近道はありませんが、ちょっとしたコツで少し効率的に英単語を覚えていきたいという方にお勧めです。

語彙力アップの魅力・お勧めの方

具体的な内容に入る前に、語彙力アップの魅力、語彙力アップの英語学習への効果、語彙力アップの難しさ、お勧めの方、についてお示ししたいと思います。

語彙力アップの魅力

英語の語彙力アップの魅力は、なんといっても英語で発信される情報、書籍にどんどんアクセスできるようになることです。

英語で発信される情報は、日本語での情報より圧倒的に、たくさんネット上にります。また、いろんな分野の最新の書籍も英語で書かれているものが多いですし、日本語に翻訳されないこともあります。

英語圏のニュースサイトなどをスラスラ読むには、最低12,000語の語彙力は必要だと言われております。
実際に私も語彙力が12,000語に近づくについれて、CNNのニュースサイトを徐々に無理なく読めるようになったと実感しました。

語彙力アップすれば、世界中にあふれる、英語の情報をなんなく入手できるようになりますし、自ら1次情報を取ってこれるようになります。

それが語彙力アップの大きな魅力だと思います。

スペルが似ている英単語, 英単語の覚え方のコツ

語彙力アップの英語学習への効果

英語学習において、英単語の語彙力は必須スキルの1つです。なぜなら英語の最も短い基本単位が語彙(単語)であって、これを全く知らないと勉強することすらできないからです。

また、英語の語彙力が上がってくると読める書籍やインターネット情報の幅も広がりますので、多読によるリーディング力強化にも有効ですし、多読することで、さらに語彙力強化や語彙の定着にもつながります。

つまり、英語の語彙力は、英語学習を始めたばかりの初期段階だけではなく、そこから中級・上級へとステップアップをしていく中でも、常に強化していく必要のある不可欠な要素の1つです。

語彙力アップの難しさ

英語の語彙力アップは、語彙力が上がれば上がるほど、難しくなります。
その難しさは、スペル、意味、発音、についてそれぞれ似ている英単語が増えてくることが原因の1つだと思います。

  • スペルが似ている、紛らわし英単語
  • 意味が似ている英単語
  • 発音が似ている英単語

この3つの似ている英単語を、上手に覚えていくことができれば、語彙力を大きくアップできると思います。
その1つが「スペルが似ている英単語をまとめて覚えるコツ」です。

スペルが似ている英単語, 英単語の覚え方のコツ

お勧めの方

ぜひ、英語の語彙力アップをしている、これからしようとしてる、以下のような方たちに「スペルが似ている英単語を覚えるコツ」についてお伝えできればと思います。

「スペルが似ている英単語をまとめて覚えるコツ」お勧めの方

  • 英語の語彙力3,000語以上の方
  • 10,000語以上を目標にボギャビルしている方
  • 社会人で英語をやり直して方(私もそうです)

以上、具体的な内容に入る前に、語彙力アップの魅力、語彙力アップの英語学習への効果、語彙力アップの難しさ、お勧めの方、についてお示し致しました。
それではこれから順番に「スペルが似ている英単語をまとめて覚えるコツ」についてお示ししていきたいと思います。

1. 英単語を効率的に覚えるためのベースを用意

スペルが似ている英単語をまとめて覚えるコツというのは、英単語を効率的に覚えるための共通のベースの上に立っていますので、それについて私が実践してきた内容をお示ししたいと思います。

英単語を効率的に覚えるためのベースとなるのは以下の3つです。

  • 発音記号と発音を知る
  • やり込む単語帳を決める(好みに合ったもの)
  • 3,000語レベルまで語彙力アップ

以下で、それぞれについてお示ししていきたいと思います。

発音記号と発音を知る

せっかく英単語を覚えるのであれば、その英単語のスペルだけでなく、スピーキング、リスニングで役立つように「音」でも英単語を覚えるのが良いと思います。

音で英単語を覚えるためには、英語の発音記号と発音について学んでおいた方がいいです。英語の発音をマスターするには時間がかかるとかと思いますので、まずは知って少し練習する程度がいいのかなと思います。

英語の発音記号と発音については、以下のテキストを使いました。おすすめです。

また、英単語の発音そのものは、以下の辞書サイトで確認できます。

スペルが似ている英単語, 英単語の覚え方のコツ

やり込む単語帳を決める(好みに合ったもの)

ボキャビルをすることを目的とすると、網羅的に英単語が収載されている、速読速聴・英単語シリーズ、キクタンシリーズや、究極の英単語シリーズがおすすめです。

私は究極の英単語シリーズの「究極の英単語 中級」「究極の英単語 上級」「究極の英単語 超上級」をやり込みました。

またこれらの英単語帳をやり込む過程で、多くのスペルが似ている英単語に出くわして、その紛らわしさからくる覚えにくさを、なんとかしようと「スペルが似ている英単語をまとめて覚える」というコツにたどり着きました。

網羅的なボキャビルだけじゃなく、ビジネス英単語やTOEIC試験対策などで、私がやり込んだ英単語帳については、こちらにまとめておりますので、参考にしていただければと思います。

3,000語レベルまで語彙力アップ

3,000語レベルの語彙力までは、特にボキャビルは不要かと思いますし、多くの方は3,000語レベルには到達しているかと思います。

もしTOEIC 400点前後ぐらいで、3,000語レベルに到達しているかどうか不安という方は、私がTOEIC 400点前後の時にやり込んだテキスト「ALL IN ONE」をやり込むことをお勧めします。

「ALL IN ONE」の内容や使い方については、こちらで詳しくまとめていますので、ご参考にして頂ければと思います。

スペルが似ている英単語のピックアップ

スペルが似ている英単語をまとめて覚えるには、「スペルが似ている英単語をピックアップ」する必要があります。
このピックアップには、とくにコツがあるわけではなく「この英単語、そういえば、あの英単語とスペルが似ていて覚えにくいな~」と思った英単語をメモしているだけです。

メモはこんな感じです。

スペルが似ている英単語メモ

スペルが似ている英単語の覚え方のコツ

ここから、私が実践し、このブログで紹介している、スペルが似ている英単語の覚え方のコツを紹介します。
コツというのは以下で紹介するオリジナルの5種類の「暗記お助けシート」を活用して英単語を覚えるということです。

オリジナルの5つの暗記お助けシート

  • 英単語とイメージを結びつけるシート
  • スペル差にフォーカスした語呂合わせ・スペル差相関図
  • コア意味展開図
  • 語源系統図
  • 動詞の活用変化比較表

これらの暗記お助けシートを活用することが、「スペルが似ている英単語を覚えるコツ」で、意味もしっかり記憶に定着させる工夫を盛り込んでいます。また、このコツは「英単語の暗記のコツ」にもなります。

ここから順番に5つの暗記お助けシートを紹介していきます。

すぐに具体的に、どんな英単語について、どんな暗記お助けシートがあるのか知りたい方は、こちらの「スペルが似ている英単語まとめリスト」をご確認いただければと思います。

英単語とイメージを結びつけるシート

まず、「英単語とイメージを結びつけるシート」として、以下に「スペルが似ている英単語 desperate / disparate / disparage」で紹介しました「英単語とイメージを結びつけるシート」を例としてお示しします。

スペルが似ている英単語, 英単語暗記のコツ

英単語の意味を日本語として覚えるだけでなく、意味をイメージでも覚えることで、英単語の暗記をお助けするシートになります。

英語を見た瞬間に日本語と共通のイメージを思い浮かべられるようにすることで、英単語の暗記の定着もよくなりますし、英語の意味を瞬時に理解できるようになります。

スペル差にフォーカスした語呂合わせ・スペル差相関図

次に、「スペル差にフォーカスした語呂合わせ・スペル差相関図」を示します。例として以下に「スペルが似ている英単語 desperate / disparate / disparage」で紹介した内容をお示しします。

スペルが似ている英単語, 英単語暗記のコツ

スペルのどこが違うか一目でわかるかと思います。スペルを見比べながら同時に語呂合わせでどっちがどっちの意味かをハッキリ区別しながら覚えられるかなと思います。

コア意味展開図

次に、「コア意味展開図」を示します。例として以下に「スペルが似ている英単語 disposeシリーズ」で紹介した内容をお示しします。

スペルが似ている英単語, 英単語暗記のコツ

コア意味展開図は、コアの意味がありながら、日本語訳が少しづつ違って覚えにくいスペルが似ている英単語を覚える際に役立つ、暗記お助けシートです。

お示ししたdisposeシリーズのコア意味「配置」から気質、捨てる、自由という意味に展開していることが分かり、それぞれの英単語の意味を覚えやすいかなと思います。

語源系統図

次に、「語源系統図」を示します。例として以下に「スペルが似ている英単語 complement / compliment」で紹介した内容をお示しします。

スペルが似ている英単語の中には語源が同じで途中で分岐したものもあります。その英単語の変化の歴史を語源系統図としてまとめたのが、「語源系統図」です。
英単語の語源を知ることで、語源が共通しているからスペルが似ているんだと、その理由を理解することがでいるので覚えやすくなるかなと思います。

スペルが似ている英単語, 英単語暗記のコツ

上にお示しした、「スペルが似ている英単語 complement, compliment」については、共通語源から複雑な歴史的経緯を経て、今のスペルになっていることが理解でき、そのことが英単語を覚えるお助けになるかなと思います。

動詞の活用変化比較表

これが5つ目の暗記お助けシートで最後ですが「動詞の活用変化比較表」をお示しします。例として以下に「スペルが似ている英単語lay / lie / lie」で紹介した内容をお示しします。

スペルが似ている英単語の中には、「原形、過去、過去分詞」と活用変化することでスペルが紛らわしくなる英単語があります。その英単語の活用変化で混乱しないようにまとめたのが、「動詞の活用変化比較表」です。

スペルが似ている英単語, 英単語暗記のコツ

lay, lie, lieの複雑な活用変化の全体を見渡すことができるので、暗記のお助けになるかと思います。このような「動詞の活用変化比較表」、1度作っておくと記憶があやふやになったときもすぐに見て思い出すことができます。

以上、これが最後の暗記お助けシートの紹介でした。お疲れさまでした。

まとめ

語彙力アップは大変ですが、語彙力アップによって、各種テストでの点数アップ、英語ニュースサイトを辞書なしで読む、外国人とコミュニケーションを楽しくする、などなど楽しみがたくさんあります。

皆さんの語彙力アップのや参考になれば幸いです。

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