【ネイティブらしいフレーズ】Bloodのネイティブらしい使い方

blood, ネイティブらしいフレーズ

このブログでは、ネイティブ発信の英語を紹介しています。

今回は、"blood"の血以外の意味での使われ方
について紹介します。

このブログの概要

このブログでは、私が日々見たり、聞いたり、読んだりしている、ネイティブが発信している、
ボッドキャスト、ネットニュース、YouTube
などからピックアップした、
英語学習者にとって、これはためになる!!
というネイティブ発信の情報を紹介しています。

せっかく英語を勉強するなら、ネイティブが使っている英単語、表現、フレーズ、文法を学んで、少しでもネイティブが使う英語に近づきたいですね。
そんなことから、このブログを書き始めました。

私が参考にしているネイティブ英語情報
  • ボッドキャスト
  • YouTube
  • ネットニュース

なぜ、ポッドキャスト、YouTube、ニュース?

なぜ、ポッドキャスト、YouTube、ニュースなのかというと、
無料で、しかも多くのネイティブ英語に触れられるからです。
最近特に気に入って、見たり、聞いたり、読んだりしているのは、
All Ears English
BBC
CNN
Learn English with EnglishClass101.com
です。

今回は、bloodの血以外の意味での使われ方に関してAll Ears Englishポッドキャストのエピソード、AEE 1565: English Vocabulary – Expressions with “Blood”を参照して紹介します。

では、早速、本論に入っていきましょう。

ネイティブ英語, scream, 似ている

bloodの様々な使われ方

bloodというと、血という意味を思い浮かべると思いますが、ここでは血以外の意味を紹介します。

ネイティブが良く使うフレーズを、All Ears Englishポッドキャストのエピソード、AEE 1565: English Vocabulary – Expressions with “Blood”からピックアップして紹介します。さっそく紹介していきます。

It's in my blood

"It's in my blood"は、直訳すると「それは私の血」となりますが、これは比喩的な意味で、「それは、私の体の一部、私にしみついているもの」という意味になります。

AEE 1565: English Vocabulary – Expressions with “Blood”での解説を以下にお示します。

This means that something is natural to you or you can’t help being the way you are in some way because of your family traits. It may also mean that you are just very into something and feel so passionate about it that it’s almost like it’s in your blood.

引用文の訳 : 引用した"It's in my blood"の解説を訳すと以下のようになります。

"It's in my blood"は、あなたにとって何かが自然であること、あるいは家系的な特徴によって、ある意味であなたがそのようにならざるを得ないことを意味します。また、あなたが何かにとても熱中していて、まるでそれがあなたの血の中に流れているかのように感じていることを意味する場合もあります。

エピソードでは例文も紹介されていましたので、それもお示します。

  • My mother is a teacher and so was my grandmother, so it's in my blood.
    「祖母も母も教師です。ですので教師であることは私にしみついています。」
  • Exercising every day is in my blood.
    「毎日運動することは、私の生活の一部です。」

"Learning English is in my blood."となりたいですね。

I bleed X and Y

"I bleed X and Y"は、組織やチームなどをとても愛しているときに使うそうです。

AEE 1565: English Vocabulary – Expressions with “Blood”での解説を以下にお示します。

This is often used to talk about school spirit. This is stating your ultimate commitment or loyalty to a team or organization of some type.

引用文の訳 : 引用した"I bleed X and Y"の解説を訳すと以下のようになります。

"I bleed X and Y"は、学校の精神について話すときによく使われます。これは、チームや組織に対して極めてコミットしていて、忠誠心あることを表明するときに使われます。

エピソードでは例文も紹介されていましたので、それもお示します。

I love my team. Seriously, I bleed blue and silver.
「私は自分のチームを愛しています。チームそのものです。」

"I bleed blue and silver"を直訳すると「私は青と銀色の血を流す」となりますが、おそらく青と銀というのは、恐らくチームのユニフォームの色だったり、チームのシンボルマークの色で、比喩的に「忠誠を誓っている、チームそのものだ」という意味合いで使われていると思います。

ちなみに"red, white and blue"は星条旗を表し、「愛国心あふれる」という意味で使われるそうです。
熱烈な巨人ファンであれば、Black and Orangeなのでしょう。

またbleedは、よくスペルを間違います。
breedでもbreadでもありませんのでご注意ください。
お時間ありましたらこちらの
【スペルが似ている英単語】bleed / breed / bread の意味の違いと覚え方
をお読みいただければ幸いです。

bad blood

"bad blood"は、不仲、いさかい、敵意という意味です。

AEE 1565: English Vocabulary – Expressions with “Blood”での解説を以下にお示します。

This is talking about something bad between people, which tends to make them like enemies. There may have been a fight or disagreement of some type, and so there is now bad blood or a wedge between these people.

引用文の訳 : 引用した"It's in my blood"の解説を訳すと以下のようになります。

"bad blood"は、人と人の間の悪、つまり敵同士という意味です。ある種の喧嘩や意見の相違があり、そのために今、これらの人々の間にbad bloodや楔(仲をさくもの)があるのかもしれません。

エピソードでは例文も紹介されていましたので、それもお示します。

I heard there's been some bad blood between them ever since she quit his team project.
「彼女が彼のプロジェクトチームを離れてから、二人には仲たがいがあるようです。」

それまで仲良かった人と"bad blood"になるのは辛いですね。

new blood

"new blood"は、新しい血、新勢力、新人などという意味です。

AEE 1565: English Vocabulary – Expressions with “Blood”での解説を以下にお示します。

This is something we use to talk about in politics a lot. It means that something is very new or fresh, and it is often used to talk about a person who may be new to the political scene. It’s like talking about somebody with no real experience.

引用文の訳 : 引用した"It's in my blood"の解説を訳すと以下のようになります。

"new blood"は、政治の世界でよく使う言葉です。何かがとても新しい、新鮮であるという意味で、政治の世界では新人かもしれない人について話すときによく使われます。実際の経験がない人について話すようなものです。

エピソードでは例文も紹介されていましたので、それもお示します。

  • We need some new blood to get the party moving forward.
    「党を前進させるためには、新しい血が必要なんだ。」
  • Oh wow, a new intern. It’s good to have some new blood around here.
    「わあ、新しいインターンだ。新しい人が入るのはいいことだ。」

その他のbloodを使ったフレーズとしては、
「sweat blood : 血の汗を流す、懸命に働く」
「in cold blood : 冷酷に」
などがあります。

blood, ネイティブらしいフレーズ

ネイティブらしいフレーズ

今回、参照したAll Ears Englishポッドキャストのエピソード、AEE 1565: English Vocabulary – Expressions with “Blood”で使われていたネイティブらしい、これはいいなと思ったフレーズをお示します。

今回は2つお示します。

gross out 気持ち悪い

まず、ピックアップしたフレーズです。

Do you get grossed out by blood?
「血を見ると気持ち悪くなりませんか」

gross-outとして形容詞としても使います。

もう少し例文を作ってみましょう。

gross out
  • His dirty hair really gross them out.
    「彼の汚い髪は、周りを不快にさせる。」
  • It seems to me that her style gross elderly people out.
    「彼女のスタイルはお年寄りをキモがらせるような気がします。」

just happen to have

まず、ピックアップしたフレーズです。

Some of these have a direct correlation, while others just happen to have the word featured in there.

引用文の訳 : 引用したフレーズを訳すと以下のようになります。

直接的な関係があるものもあれば、たまたまその言葉が入っているだけのものもあります。

happen to haveは、たまたまある、という意味でとても便利なフレーズです。haveの替わりに様々な動詞で使えます。もう少し例文を作ってみましょう。

>happen to 〇〇
  • I just happen to be Japanese.
    「私はたまたま、日本人というだけです。」
  • I happened to see Jeff at the bar where I am every night.
    「たまたま私が毎晩いるバーでJeffに会いました。。」
  • I just happened to be passing there.
    「たまたまそこを通りかかっただけです。」
  • Jeff forgot the wallet but he happened to have 1,000JPY bill in his pocket.
    「Jeffは財布を忘れたけど、ポケットに千円札が入ってた。」

以上、ネイティブらしいフレーズでした。

まとめ

今回は、bloodの血以外の意味での使われ方に関してAll Ears Englishポッドキャストのエピソード、AEE 1565: English Vocabulary – Expressions with “Blood”を参照して紹介してきました。

bloodが、比喩的にいろんな意味で使われること、初めて知りました。勉強になりました。

少しでも皆さんのお役に立てればうれしく思います。

おまけ : 私が使っているフレーズ本

私はおもに、以下の2冊の本をネイティブらしいフレーズの参考書として使っています。
洋書で勉強したいという方にはおすすめです。

私のおすすめフレーズ本

どちらもお勧めです。Common American Pharasesはアルファベット順でフレーズが載っています。
Everyday American English Expressionsはシーン別でフレーズが載っています。

どちらか1冊あればいいかなと思います。英語で日記書いたり、メール書いたりするときに辞書的に使えて便利です。

またAll Ears Englishポッドキャストも、ネイティブらしいフレーズをピックアップするには、とてもおすすめです。今まさに使われているネイティブらしいフレーズをピックアップできます。

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